【小説】屍鬼(文庫版1巻)

 

唐突にフジリュー屍鬼熱が再燃して、原作小説も手に取った。初読は中学三年の時。読み返したけど当時理解出来てたのか?と聞きたくなるくらい硬質な文章。でも今読み返したらやっぱり面白くて夢中になった。

漫画版での第一巻の内容が文庫版では500ページ以上の内容になっていて、ほとんど登場人物紹介に割かれていると言っていい。人物が多いから小説から入っていると誰が誰だかわからないと思う。漫画のフジリューのとち狂ったキャラデザ(褒めてる)のおかげで誰が誰なのか整理して読めたかも。

私が好きなのはアニメリアタイ時から変わらず、室井さんと沙子。この二人の会話や関係が本当に好き。

室井さんは原作ファンの方から「ごつい印象があった」と言われていたけど、敏夫に「いつまで突っ立ってるんだ」って言われてたり、腐乱死体を見つけて最初に敏夫を頼ってたあたり、ごつい印象には結びつかなかったなぁ…むしろ漫画アニメ版よりもナヨナヨしてるイメージwww不審者扱いされちゃってるところも可哀想。。

室井さんと沙子の掛け合いは漫画よりも小説の方が多いみたいなのでこれから追いかけていくのが楽しみ。二巻は完全に未読なので早く読みたい。